東京都港区の税理士、中野です。

今日は起業初期の事業拡大時に注意すべきことを私なりに整理してみます。

とにかく起業当初は売上

起業したばかりの頃ってぶっちゃけ売上に直結する仕事あまりないじゃないですか。

一部の猛者の方には無縁の話かもしれませんが・・・

で、
この仕事があまりない時期を乗り越えると急に売上が増えて忙しくなってきます。

起業したばかりで売上がなかったころ恐怖を味わっていますから、

仕事に飢えてきましたから、

仕事させていただくことのありがたさを身に染みていますから、

とにかく仕事を増やしまくるわけですよ。
とにかくがむしゃらに働きまくるわけですよ。

私自身もそんな状態でした。

はたから見ると忙しくて充実しているように見えるのですが、

この状態、

早い段階で足元よく見て手当をしておかないと実は危険だったりします。

売上をあげることに目が行きすぎて管理業務がおろそかになる

お客様に満足していただくために必死ですから、おのずと目の前の仕事を優先的にこなすようになります。

最優先である目の前の仕事をこなすだけで終電帰りみたいなことも頻繁に。

次の日も次の日も・・・

そうするとですね、

まず管理業務がおろそかになります。
お客様対応を優先しますからね、普通は。

これ、
一時的なものであとから挽回できればまだ良いのですが、
そのまま突き進んでしまうとかなり実はかなり危険です。

事業資金がどんどん減っていく

売上増えているのに・・・
こんなに忙しく仕事しているのに・・・

どうしてお金がどんどん減っていくんだ?!
って思いますよね。

これはお金の流れをつかむと理解できます。

運転資金の不足です。
通常は売上代金の回収より先に、
仕入や経費の支払いが発生します。

忙しくて人を採用した場合には、
お給料の支払いも先に発生します。

成長率が大きいほど、
たくさんの運転資金が必要になります。

管理業務がおろそかになると、

運転資金が足りなくなって、

資金がショート

します。

 

また、
管理業務がおろそかになると、

請求もれや未入金の確認もれが発生して、

資金がショート

します。

やはりバランスが大事です

売上をあげる攻めの仕事も、管理する守りの仕事も、ともに大切です。

起業初期は限られた資源(ヒト、モノ、カネ、時間、ブランドなど)で戦わなければなりません。

そのため、頭ではマズイとわかっていても、打てる手がなくて突き進まざるを得ない時もあります。

かっこつけずに白状しますが、私自身も経験したのでよくわかります。

しかし早期に解決しないとマズイことは事実ですので、

私自身の失敗の事例を交えて、

私が関わる社長さんには改善の提案をし続けたいと思っています。

この記事を書いた人

中野 克美税理士/宅地建物取引士
昭和51年生まれ 埼玉県川口市出身 東京都板橋区在住

早稲田大学卒業後、税理士業界に勤務。
事業主の悩みを理解し真のパートナーになるには、自らが事業主になる必要性を強く感じ2014年3月に顧客ゼロで開業する。

開業後は「中小企業の永続に貢献すること」ことを使命とし、
税務のみならず経理合理化や資金調達の分野において、クライアントの問題解決に積極的に取り組む。
集客・IT・労務・法務など経営全般について相談を受ける機会も多く、各分野の専門家と共同で問題解決にあたっている。

自らの経験をフィードバックできることから、
資金面や人材面など制約が多い中で結果を出す必要がある
開業3年未満の会社の経営サポートを特に得意としている。