代表税理士紹介
共に挑戦し、共に成長し、共に幸せを築き、
共に地域社会に貢献したい
税理士・宅地建物取引士
中野 克美(なかの かつみ)
プロフィール
早稲田大学卒業後税理士業界に勤務。
税理士登録後は80 人規模の税理士法人のパートナーに就任し、責任者として支店の新規出店、税理士事務所との合併、会社設立サポート、会社設立直後の社長に対する資金調達サポート、経理合理化などの業務に携わる。
経営者の真のパートナーになるには、自ら起業をして創業者になる必要があるのではないかという気持ちから、税理士事務所を開業し今に至る。
なぜ独立開業したのか?
開業の直前は、税理士法人の支店の責任者でした。
「えっ!!いいポジションだったのに、なんで辞めちゃったの?」
「こんな時代に大変じゃない?」
士業の仲間によく聞かれました。
それでもリスクをとって開業した理由は、
「経営者の真のパートナーになりたかったから。」
支店の責任者時代、
お客様である中小企業経営者の相談を受けることが多かったです。
お客様の相談のほとんどは税務や会計のことではなく、
経営者としての悩みに関することでした。
売上に関する悩み、資金繰りに関する悩み、従業員に関する悩み。
相談を受けるなかで、
「本当に経営者の気持ちがわかっているのか?」
「経営者の真のパートナーになるには、創業者として経営を経験しなければならないのではないか?」
と考えるようになりました。
そして私は起業を強く意識するようになり、安定した生活を捨てて本当に起業することになりました。
安定した生活を捨てることに対して家族の反応は?
「もう少し詳しく説明して!!」
これが妻の最初の反応でした。
決意を打ち明けた翌日には賛成してくれましたが、今振り返って会話の流れを考えると、これは当然の反応でした。
私 「ただいま」
妻 「おかえりなさい」
私 「あのさぁ、いろいろ考えたんだけど、会社辞めて起業しようと思うんだけど。」
妻 「もう少し詳しく説明して!!」
当然の反応ですね。
その後、事業に対する想いを詳しく話して賛成してもらいました。
後日知りましたが、妻は翌日Facebookこんなことを書いていたらしいです。
子供達に、パピィは会社を辞めたよ、そしたらどうなる?
と話しました。
姉 「お金がなくなる。」
妻 「そうね、テレビ見るのもお金かかるね、DSもだね、電池も買うのにお金いるね。」
姉 「勉強ならお金かからないね!そうだ、トランプもかからないね!」
姉 「お金かからない遊び、沢山あるね!」
妻 「そうだね、沢山見つけよう!」
姉 「何時何分までに、これとこれとこれと終わったー!とかは!?」
妻 「そうだね、それなら毎日出来るゲームみたいだね!」
姉・弟 「なんだか楽しいね!」
妻 「ほんとだね、楽しいね!」
妻 「うちはずっと貧乏なんだけど、貧乏と思ったことある?」
姉 「今日、お友達に、(姉○○)ちゃんちはお金持ちに見えるって言われたよ!」
妻 「そうだね、貧乏と思わないような楽しい生活をしてるから、そう見えるんだね!」
姉 「なんか得した気分だね!」
妻 「面白いね!」
姉 「笑ってれば福とか来ると思うんだ!」
弟 「福くん?福はー内ー!」
妻 「(弟○○)はやっぱりバカだね!」
アハハハーー!
こんな家庭にしてきましたが、何か文句はおありですか?
頑張るしかないでしょ!
マミィには頼らないんでしょ!
男だからな!出来るね!見せろよ!
お客様だけでなく家族も幸せにする事業にしたい
と改めて感じました。
経営者の立場になって思うこと
給与所得者から経営者の立場になって思うことは、経営者というのは常に仕事のことで頭がいっぱいなんだなということです。
起きている時間はもちろん、寝ている間もおそらく仕事のことを考えています。
休日なんてあってないようなもの。
にもかかわらず、常に考えているこの状態を「毎日充実していて楽しい!」と感じたりするから不思議です。
そうは言っても経営者になるとやっぱり孤独です。
全ての権限がある代わりに全てのリスクと責任を背負い、会社を経営していかなければなりません。
「今の会社の状態はどうなのか?」
「この先5年10年と生き残っていけるのか?」
「今のやり方を継続してよいのか?」
不安や疑問は尽きません。
そんなとき誰かに相談したくても、経営者にとって相談できる相手は本当に限られていると思います。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
税理士は、第3者の立場で経営者のそばにいる最も身近な存在です。
経営者に困ったことが生じたとき、真っ先に相談される、そんな税理士でいたいと考えております。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
中野克美税理士事務所
代表税理士 中野克美